過去ログ - 魔法少女×仮面ライダー まどか&W SS大戦GIGA MAX
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244:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/05/23(水) 22:07:09.28 ID:b5aT89400
見滝原市。
川沿いの公園近く、作戦通りの位置に俺達は散開した。
辺りには既に使い魔と思しきサーカス団のようなものが湧き出ている。
避難所と魔女の出現地点の間に位置どった俺達は一言も発していないが、
互いの息遣いは暴風にさらわれて聞こえない。
暴風が一際強くなり、皆が思わず目を閉じた次の瞬間――絶望の夜が訪れた。


「キャッハハハハハハハ!! アハハハハハッ!」


まるで新しい玩具を見つけた幼児のような哄笑。
ほむらちゃん以外の少女たちは少し怯んでしまったようだが、
もともと先陣を切るのは俺達だから、まあいいだろう。
俺達が景気よく――奴をボッコボコにして、流れを作ってやる!

「変身!」

――【CYCLONE!! JOKER!!】――【HEAT!! TRIGGER!!】

「さぁてほむらちゃん、ゆまちゃん。頼むぜ」――【TRIGGER!! MAXIMUM-DRIVE!!】

「ええ、分かっているわ。千歳ゆま、あなたの魔法のタイミングが重要よ」

「う、うん! しょーたろー、がんばってね!」

「……おうよ」――【HEAT!! MAXIMUM-DRIVE!!】


限界を超えたツインマキシマムドライブ。
それにより発生した爆熱が俺の身体を焼く。
同時にほむらちゃんが時を止め、ゆまちゃんが俺の身体を魔法で回復させる。

「うおおおぉぉおおぉおぉおおおおぉぉぉおおっ!」

隕石かと見紛うような爆炎の弾丸が発射され……すぐに灰色の世界と同化し、動きを止める。
すかさず俺は再度ツインマキシマムドライブを起動。ゆまちゃんの治療を受け再び発射。
ほむらちゃんの時間停止が限界を迎えるまで、俺達はこれを6度続けた。

「名付けて、トリガーメテオバレットだ! 食らいやがれェ!」

幾重にも連なる業炎をまともに喰らい、ワルプルギスの夜は後退する。
だがしかしその笑い声は一切変わることがなく、まだまだ大したダメージを与えられていないことが伺える。
……マジかよ。

「……だがな、そっちにゃ行かねえほうがいいぜ」

ワルプルギスの夜がふらふらと後退していった先には、映司がいる。
そう、所有するすべてのメダルを用意した映司が。

――【クワガタ!】【カマキリ!】【バッタ!】【ガタキリバッ!!】


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