過去ログ - 魔法少女×仮面ライダー まどか&W SS大戦GIGA MAX
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335:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/06/18(月) 21:05:13.32 ID:hGQ6fxYj0
――風都郊外

迫りくるマスカレイド・ドーパントの大群を前に一人の青年が立ち塞がった。
全身を真っ赤に彩る尖ったファッションで、手には一本のガイアメモリ。
風都警察署超常犯罪捜査課に所属する警視、照井竜である。

「全く、まる一ヶ月も街を空けた挙句これの相手を俺に投げるとは、あの探偵ども……まあ、仕方あるまい」

心底呆れかえったふうにそう言うと、彼は懐からバイクのハンドルを模したドライバーを取り出し腰に巻いた。

「変……身ッ!!」

溜めに溜めてその言葉を叫ぶとともに、手にしたメモリをドライバーに挿す。
彼の身体を高熱と鎧が包み込み、仮面ライダーの形を成した。

「仮面ライダーアクセル……絶望がお前たちのゴールだァ!」


――鴻上コーポレーション本社前

「おーおー、こりゃまた大量に集まりなすって」

「油断しないでください伊達さん。いくら相手が屑ヤミーとはいえ、この数は厄介です」

「分かってるって」

今にも社内に侵入せんと蠢く屑ヤミーの大群を前にしても全く怯まず、
こつこつと足音を立てて二人の青年は現れた。手にはバースドライバー。
ほむらが鴻上との契約を果たすために、必死の思いで複製した正規品だ。

「さーてそれじゃあ、また一丁稼ぎますか」

「はぁ、今度は何に使うんです?」

二人のうち、体格のいいほう――伊達明は、懐から取り出した一枚のセルメダルを、
右手の指で弾いて投げ上げてそれを左手で受け止めるとドライバーに挿入。
対して華奢なほう――後藤慎太郎は、左手のリストバンドに備えたセルメダルを、そのままドライバーに投げ込んだ。

『変身!』


――天の川学園高校前

大量のダスタードが現れ、校内に侵入しようとしていた。
しかし、怪人たちは知らない。既にライダー部の活躍により校内はもぬけの殻であることを。
そして、怪人たちは知らない。自分たちが死地に赴きつつあることを。

「ウオオオォォォッ!」――【POWER-DIZER】

「M-BUS変身認証だ! 変身ッ!」

巨大なロボが突如現れ、数体のダスタードを吹き飛ばした。
直後、青白く輝く球体が飛来し、更にダスタードの群れを引っ掻き回す。
果たして球体の中から現れたのは、青と黒のライダーだった。

「仮面ライダーメテオ。お前たちの運命は俺が決める!」


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