過去ログ - 魔法少女×仮面ライダー まどか&W SS大戦GIGA MAX
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337:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/06/18(月) 21:06:38.80 ID:hGQ6fxYj0
そして舞台は見滝原へ戻る。
インキュベーターは、その頭脳に信じがたい報告を連続で受けていた。

≪こちら第十二隊、黒いボディに真っ赤な眼のライダーが襲っ『罪のない人々を暴力で制圧しようなど、許さんッ』ぎゃあああッ!≫
≪こちら第八隊、三体の怪人が裏切り……いや違う、あれはライダー!? くっ、来るな――ぐあああああっ≫
≪こちら第十六隊! 相手の攻撃がまるで見えない……『人の夢は俺が守る! 邪魔はさせない!』うわあああああ!≫
≪こ、こちら第二十隊! 同じく相手が見えな――『おばあちゃんは言っていた……この世に悪が栄えたためしはないと』ぎゃあ!≫
≪こちら第六隊、緑と黒の怪人が我が部隊を滅茶苦ty『ウェェエアアアアアッ!!』やっ、やめ、ヴェェアアアア!≫

「こ、これはどういうことなんだ!? 確実に仮面ライダーが勝てないだけの戦力を作り出したはずだ!」

「はっ、無駄だぜインキュベーター……お前がそうして打算と理屈だけで動いてる限り、俺達仮面ライダーには勝てやしねえ」

「くっ、戯言を! ならば君達はどうなのかな? 君達が過去に苦戦してきた怪人だけを用意した! 君達はここで終わりさ」

インキュベーターのその声とともに、後ろに控えていた戦闘員以外の怪人の群れがライダーの前に立ち塞がった。
Wの前には、ドーパントが。OOOの前には、グリードが。フォーゼの前には、勿論ホロスコープスが。
どれもこれもかつてライダーを苦しめ、何度も苦汁を舐めさせてきた者ばかりであったが――しかし、ライダーに不安はなかった。
軽く会話を交わし、それぞれの相手に向かって駆け出す。

「後輩。ドーパントは俺達が倒すぜ」

「ええ。グリードは俺に任せてください」

「ホロスコープスの連中は俺がやるっス!」

『いくぞ! うおぉぉおおおおっ!!』


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