過去ログ - 主人公「だったら俺は、愚か者でいい」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage saga]
2012/02/22(水) 18:03:35.93 ID:zEG7MkB+o
善衆「ははは!ここは土木関係の工場だったようでな!『工事中だから迂回せよ』の看板を溶かして人型にしておいたのさァ!」

善衆「木とか生物はァ…よく溶けるんでねェ!」

守雫祉「!…声が、スピーカーから?放送室か!」



絆『多分あいつは大喜びでスピーカー越しに宣言するだろうさ。でもまだだぜ、放送室に奴はいない。そしたら次は…』







ガチャ、ガチャガチャ!!

善衆「!?…この音はァ…」キョロキョロ

善衆「ははァそうかァ、そろそろこの工場内に私の霧が満ち始めたころかァ…窓を開けようとしているみたいだがァ…」

ガチャガチャ…

善衆「目も痛みだし、痛みで体が思うように動かないかァ!!窓のカギを開けるのに手こずっているなァ!!」ザッザッザ


守雫祉「し、下から声!?放送室にいないってホントだったんだ…くそ、何も見えない…!」


善衆「私の霧はァ、あくまで水分…空気よりは重いのでねェ…下にいる方がよく効くんだよォ…」ザッザッザ


守雫祉「絆ちゃん!」


善衆「私も霧によってうっすらしか見えないが!窓から差し込む光がお前の腕の影を作り、居場所を教えてくれるぞォ!!」ダダダダ

ガン!

善衆「これで開くまい…気分はどォだ?足で突っ張り棒をしているぞォ…それも見えないだろォがな…」


守雫祉「絆ちゃん!!絆ちゃん!!」


善衆「終わってみればなんとあっけない…お前の使霊の悲痛な叫びはエンディングテーマァ…せめてもの情けだァ…首を溶かして一瞬で楽にしてやろォ…」ズイ…

????「ふ、ふふふふ…」

善衆「!…何…何ィ!?、女の声だとォ!?ではお前は…」

根羽「本当に…キレイに古城君の作戦通りね…!」


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