過去ログ - 主人公「だったら俺は、愚か者でいい」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
2012/02/22(水) 14:03:43.26 ID:zEG7MkB+o
昼過ぎ、桜並木の美しい川のほとりを根羽は一人歩く。
シーズン中なのか、平日の昼間なのに花見を楽しむ集団がちらと見える。
根羽(? あれは…?)
根羽の視界に飛び込んできたのは、あくまでこのままいけばすれ違うであろうというだけの
普通の通行人であった。短い髪に動きやすそうな服、明るく朗らかな表情に見える幼い感じが印象的な、女の子であった。
見たところ同い年、しかしどこか浮世離れした雰囲気は、根羽の視線をとらえて離さなかった。
どこかに違和感があるわけではなかった。
根羽(…何だろ、言い表せない…魅力?)
不思議な女の子「…!」
根羽(! 恥ずかし…見つめてるのを気づかれた…)
女の子はそのほかに大したリアクションを取らなかった。根羽は少し歩調を早めて、その子とすれ違おうとした。
スンスン…
根羽(! に、臭いをかがれた…!?)
不思議な女の子「あれ?ねぇ、君って転校生さん?」
根羽「え!?あ、はぁ、まぁ(な、何この子〜!)」
不思議な女の子「やっぱり〜最近多いよね、ね、キレイでしょ?ここの桜」
根羽「う、うんそうね(いきなり!?ホントに痛い子なのかな…!?)」
不思議な女の子「うん、ここはね、いいところだから、きっと気に入るよ。じゃあね〜!」スタタター
根羽「…(…)」
根羽「…ゑ?」
根羽に理解できたことは…田舎にもというか田舎の方が、変な人が多いということだけだった。
根羽(これは…前途多難ね…聞いていた事態になったのもうなずける気がする…)
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