過去ログ - 美琴「だって私は、姉だから」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/02/29(水) 00:34:34.30 ID:cHgyfVAf0

「――てってミサカはミサカは体を揺さぶってみたり。ねえねえー」

そんな声で美琴の意識はうっすらと覚醒した。

「黒子……うるさい……夏休みくらい寝かしなさいよー……」

美琴はむにゃむにゃ言い、再び眠りの世界へ旅立とうとする。
そんな駄目姉を見て、打ち止めは慌てて再び体を揺さぶった。こちらはお腹が減っているのだ。もう9時なのだ。個室に置いてあった食べ物は昨日で尽きてしまったし。

「おーねーえーさーまーってばー!!9時だよ9時9時!!起きる時間ー!!」

「……黒子じゃない?」

ようやく目が覚めた美琴は、はっと事実に気が付いた。そういえば、末妹とホテルに泊まったんだった。
美琴はあふ、と欠伸をし、起き上がった。




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