過去ログ - 少女「私はへいきです」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2012/02/25(土) 06:57:47.48 ID:uniB/YqY0
まったりのったり書きます



男「うちの小隊に新入りが入るらしいな」

隊員1「女子でありますよーに女子でありますよーに…」

隊員2「バッカお前うちの部隊に限って女子なんざあり得るかよ」

軍医「おい馬鹿ども私は女子に入っていないような言い方だな」

隊員2「そりゃお前年齢的にもうんもっふ!!」ドフッ

男「まぁ確かに、うちはほぼ特攻隊だし入るとしても命知らずの馬鹿くらいのもんだろう。期待するだけ無駄だろ」

隊員1「救いは無いんですか」

軍医「そりゃこっちが言いたいね、何で私もこんな部隊に配属されちまったのかね…」


人類が月に建物を立てる程度の文明を持った時代、宇宙からやってきた侵略者は圧倒的な数の力で月を制圧
そしてまるでゴミを払うかのように地球人類を掃討しつつあった。
人類はこの脅威に対して世界中の軍を纏めてこの侵攻にどうにかして拮抗へとたどり着くが
その頃には既に人類は元の半分にまで減らされ、月のレアメタルを資源に敵は止め処なく戦力を強化していく
絶望的な状況には変わりなかった。
そして男が隊長を務める地球陸軍第88525小隊は、そんな時代の最前線を最新の兵器を頼りに駆け抜け
『人類はまだ終わっていない』というある種の負け惜しみのようなプロパガンダを続ける為にある特攻隊だった。
そんな第88525小隊隊室の扉をノックする音に、隊員たちは揃ってそちらを振りむいた。

男「入れ」

少女「はっ…本日をもって地球陸軍第88525小隊に配属されました、少女二等陸士です」

隊員達「「………女子だああぁぁぁぁぁ!!!」」ウオオォォォォ

隊室はそんな絶望的な時代に生きる馬鹿どもの歓声に包まれた。

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