過去ログ - 詠矢「無能力者にも希望はあるって……俺が証明してやるよ」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/02/26(日) 12:58:28.26 ID:ogjrGgygo
そんなこんなで別れた3人。

寮に帰りながら、詠矢は考えていた。

詠矢(個人差があるとはいえ……能力の差ってどうしてここまで広がるんだろう)

詠矢(何かあるんじゃないか……それにあの素養格付けってのも気になる)

詠矢(なんにせよ、ノーヒントじゃ難しいよな……)

個々の能力は自分の知識で何とかなるかもしれない。
しかし、能力そのものについて考えたことはあまり無い。というより、情報が少なすぎて分からなかったのだ。
歩きながら、詠矢は浜面が言った一言を思い出す。

『にしても不公平だよなぁ。俺たちはずっと無能力者なのに超能力者は最初っから超能力者っていうのはさ……』

詠矢もこれには同意していた。
力の差。こういったものを見せつけるのは権力側の人間とばかり思っていたが、学園都市に来てその考えが変わった。
潜在能力の差は、無意識に現れてしまう。特に、学園都市のような極端な場所では、よりその差は広まるのだ。


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