過去ログ - ほむら「思い出せない…私は何者だ?」
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395:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/03/12(月) 20:41:07.44 ID:P7WpNlAY0
金属が強く弾かれる音と共に、私は数歩ほど後ろに後退した。

自分の意思で下がったのではない。

マミの弾丸のエネルギーで押しやられたのだ。


ほむら「冷静になれ、マミ」

マミ「うっ…うううっ…!」



左手の盾からエネルギーの余波が煙として棚引いている。

煙の向こうには、マスケットの銃口をこちらに向けるマミの姿があった。


両目から涙を溢れさせ、嗚咽を堪えて、しかし私を見ている。


ほむら「マミ、」

マミ「魔法少女は魔女なのね…!あなたも、私も…いつかは、魔女になるしか…!」


何を言ってもどうしようもない目をしている。

私がしばらく留まっていた病院の隣の部屋の患者がこんな目だった。



ほむら「言うよりも頭を冷やさせる方が早いか、マミ」

マミ「うわあぁあぁああああッ!」


引き金が引かれる。

させるものか。

時を止める方こそまさにノータイムだ。


カチッ



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