過去ログ - ほむら「思い出せない…私は何者だ?」
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(チベット自治区)
[saga]
2012/03/27(火) 20:11:47.16 ID:WIjP7yxN0
颯爽と着替えて、女の子たちの砦を抜けだし、マミたちと合流する。
さわやかな昼間の見滝原。
街ゆく人は自殺しそうな、そうでもないような無表情でどこかを目指して歩いていた。
人々の顔というのはまったく心象に関わらず無表情なので、何を考えているのかわからない。
結局、魔女を探すにはソウルジェムの反応を見るのが一番ということか。
別に今、魔女を探しているわけではないけれど。
ほむら(……首元にタトゥー入れてて辛気臭い顔してる奴って、助けようがないよなー…)
マミ「暁美さん、聞いてる?」
ほむら「ん、ん?何かな」
マミ「もう」
さやか「真面目に聞いてよー」
さやかに怒られた。
マミ「モールをめぐるのも楽しい日頃だけどね、今日はちょっと、大事な話につきあって欲しいのよ」
ほむら「あれ?遊ぶんじゃないのか」
マミ「本当に大事な話だからね」
彼女の表情は真摯なそのものだった。
さやか「…急ぎじゃなければ、ほむらに聞いてほしいんだ」
ほむら「……ふむ」
さやか「言ってくれたよね、その時は相談に乗るって」
……まさか。
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