過去ログ - ほむら「思い出せない…私は何者だ?」
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833:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/03/27(火) 20:33:13.07 ID:WIjP7yxN0

ほむら「……確認しよう、これだけは確認しなければいけない」

さやか「うん」


目に魔力を込めて、さやかを睨む。


ほむら「自分のソウルジェムを砕く覚悟はあるかい」

さやか「ある」


怖いくらいまっすぐな目をする子だ。


さやか「最後に魔女を一体始末できるのなら、そんなの構わない」

ほむら「……わかった」


彼女は。

自己犠牲を厭わない。他人を放っておけない。そんな、正義の味方としてはぴったりな人間だ。


ほむら「魔法少女、なりたければ、なるといい…さやかの気持ちはわかったよ」


こうなった人は、だいたい他人の意見なんて聞かないタイプだ。

そもそも契約は本人の意思によるものだし、私がどうこう言う問題でもない。


さやか「ありがとう、ほむら…!」

マミ「ふふ、これから頑張ろうね、美樹さん」


彼女は真面目に悩むタイプだ。

全ての真実を知って、なお悩んだ末に出した答えならば、もはや私から言うことはない。


彼女の人生は彼女のものだ。


ほむら「……でも、教えてほしいな。さやかはどんな願い事を叶えるつもりなんだい?」

さやか「えっ」

ほむら「それが本当に奇跡無しには遂げられないのなら、願いにしても良いけど…私達で可能であるならば、いくらでも手伝うよ?」

さやか「……ほんとに?」

マミ「そうね、私達の魔法の力で可能な事なら、それは力になってあげたいわね」


さやか「…う、うーん……」


物凄く、気の進まない顔をしている。


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