334:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/02/27(月) 05:18:54.38 ID:1FD7vy2wo
ケースに伸ばした手を鞄の方に向けて、手探りで中の携帯を探します
唯「……あずにゃんからだ」
背面ディスプレイに表示された『あずにゃん』の文字に、思わずビクッとなってしまいます
何だか急に怖くなります
何を言われるのか、どういう態度を取られるのか
結末を先送りしたい気持ちは正直ありましたが、それでも、着信を無視することは出来なくて
唯「は、はい」
梓『あ、もしもし。いきなりすみません。今、いいですか?』
唯「え?あ、うん。大丈夫だよー」
聞こえてきたのは普段のあずにゃんの声でした
不機嫌でも無く、緊張するでも無く
普通のあずにゃんの声でした
梓『今日のライブ、楽しかったですね』
唯「そ、そうだね。盛り上がったし」
梓『次は新歓ライブですかね。まだ時間はあるけど、今から楽しみです』
唯「も、もー。さすがに気が早いよー」
な、なんだろうこれ
あれかな、私が辞めるって言い出さないように釘を打ってるのかな
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