過去ログ - 古賀「冥加ちゃん!! 殺人事件だよ!!」冥加「おちついてください、いたみさん」
1- 20
213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sagasage]
2012/03/03(土) 01:05:45.63 ID:6a3xyt6AO
【食堂・長テーブル・食事後】

冥加「……」

七瀬「探偵さん、考え事ですか?」

冥加「はい、部屋の鍵はあるのですか?」

本来ならば真っ先に聞く必要性のある鍵の有無を聞く。

七瀬「鍵? 鍵はーー」






(鍵)

「鍵はエントランスの鍵棚にありますよ」

「マスターキーの有無はわかりません」

「ですが鍵棚にある鍵は全部で一つずつ」

「今は五本無くなっています。工藤くんが一つ、毛利さん達が一つずつ。そして連城さんがエントランスの鍵を、さっきあたしが持っていた食堂の鍵ははじめちゃんがもっています」

「けれどもう使うことは無いと思いますよ」

「マスターキーの有無や合い鍵の有無がわからない限り、それぞれの部屋に宿泊するのは危険です」

「だから男性は食堂、女性はエントランスで寝ようと思っています」

「連城さんは美南さんと二人で一部屋に泊まりたかったようですが」

「それならあたしだってはじめちゃんと一緒に泊まりた……わぁーっ!! 今のは無しです!! 聞かなかったことにしてください!!」









速水「ちょっと聞き捨てならないのよ!!」

七瀬「えっ!!」

速水「金田一くん……いえ、この際、あたしもはじめちゃんって呼ぶわ!!」

冥加「……」

何だかいたみさんと同類のような臭いがしますね。

七瀬「はじめちゃん?」

擬音はおそらくドドドドかゴゴゴゴだろう。

しかし、彼女達がやせ我慢の空元気なのも見てわかる。

明らかな躁状態だ。

七瀬「全く!! どういうことよっ!!」

明智「いやはや、若いというのは何とももはや……あ、雲仙探偵、是非、明日は私にも何か作って頂きたい大変、美味しそうな料理だったのでね」

ウインクをさっと避け、

冥加「はぁ……わかりました」

そんな空返事をした。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
305Res/296.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice