過去ログ - 小鳩「あんちゃんは……誰にも渡さんもん」
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41:26[sage saga]
2012/04/13(金) 18:47:16.75 ID:wPoMsFqa0



「ってわけなんだけど皆どう思う?」
「とりあえず死ね。100回死ね。そして生き返ってくるな」
「あんたって奴は!!あたしの小鳩ちゃんになんてことしくさるのよ!!」

とりあえず夜空、そのゴミや犯罪者を飛び越えて道端の小石を見るような目は止めてくれ。興味もなく嫌悪もなく、ただその場にあることを流されるような視線はかなり堪える。
あと星奈、誰がお前のだ。小鳩は少なくともお前のじゃないぞ。じゃあ誰のだと言われても返答に困るが。(あえていうなら我が羽瀬川家のか?)

「ハァ…ハァ…や、やりますね小鳩ちゃん。まさかこの理科がナマ近親相姦に萌える日が来ようとは」
「あにき…」

幸村、頼むからそんな複雑そうな顔しないでくれ。お前が何を苦悶してるのかわからないが、お前の悲しそうな顔は妙に良心に訴えるんだ。
え?理科?あいつは好きにしろ。

「なぁなぁお兄ちゃん、きんしんそーかんってなんだ?何かの計算式か?」
「お前は知らなくていいんだ」

今発言したのは、我が隣人部が誇るロリっ子にして顧問のマリア。そしてなぜか

「お兄ちゃんのイスなのだ〜♪」

俺の膝の上。またかよ。

「本当にお前は小さな子供にモテるな。このロリコンめ」
「あんた保父にでもなった方がいいんじゃない?…いや、それは逆にマズイわね。同じ学校から変態が逮捕されるなんて笑い話にもならないわ」
「星奈先輩。先輩は変態と変質者を同じに考えていませんか?」
「へ?違うの?」
「全っっっっっ全違います!!いいですか!?そもそも変態というのはですね!?」

なぜかヒートアップしている理科。己の存在意義に関わる問題だ。まあ理由は解らんでもない。

「あにき」
「ああ、どうした幸村?」
「いえ、マリアどのが」
「ん?」
「くか〜、くか〜」

俺の膝の上で思いっきり熟睡しているマリア。あぁ涎が、涎がぁっ!!

「もうしわけありませんあにき。さすがにあにきのいもうとぶんであるマリアどのをおこすのはしのびなく」
「いや、いいさ。服は洗えばいい」




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