過去ログ - 小鳩「あんちゃんは……誰にも渡さんもん」
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42:26[sage saga]
2012/04/13(金) 18:48:03.48 ID:wPoMsFqa0
しかもこうガッチリしがみつかれちゃぁなぁ…

「つまるところ肉、貴様のことだ」
「な ん で す っ て!?」
「まあ星奈先輩も、小鳩ちゃんに対しては変質者っぽいですよね」
「へ、へんしつしゃ…このあたしが変質者…」
「お〜見事なorzですねー」
「ふん。そんなところに蹲るな肉。邪魔だ」
「えーん!夜空のアホ〜〜〜!!」

あっちはあっちでいつもの光景が繰り広げられていた。どうでもいいから扉を開けっ放しでいくな星奈。

「あんちゃん、おるか?」

そしてその開けっ放しの扉から入ってきたのは、最近奇行に走ることの多い我が妹、

「こっ ばっ とっ ちゃ〜〜〜〜ん!!」
「…………」ひょい
「ぶひゃん!?」

星奈、お前出てったんじゃなかったのか?

「ん〜?あーっ!うんこ吸血鬼!!」
「…………」

お、マリアも起きたみたいだ。

「何の用なのだうんこ吸血鬼!」
「…………」
「へっへ〜ん♪いいだろ〜?お兄ちゃんのイスだぞ〜?」
「…………」

自慢げにふんぞり返るマリアと、一言も話すことなくマリアを睨みつける小鳩。
どうでもいいから、起きたなら降りろマリア。それと涎の跡がついたままふんぞり返っても笑えるだけだぞ。

「どうしたうんこ吸血鬼!何か言ってみろ!」
「…りろ…」
「は?」
「あんちゃんから降りろこのアホ!!」
「ちょっ、なにするのだ!」

マリアを俺の膝の上から引き摺り下ろそうとする小鳩。
それに抵抗して俺にしがみつくマリア。

「降りんかこのドアホ!!あんちゃんから離れろ!!」
「いやなのだ!お兄ちゃんは私のお兄ちゃんなのだ!」
「うっさい!あんちゃんはうちのあんちゃんじゃ!おまえのちゃうわ!」
「お兄ちゃんはお兄ちゃんだから私のお兄ちゃんなのだ!」

どうでもいいから俺の膝の上でケンカするなマリア。それと小鳩、何ムキになってんだよ。



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