過去ログ - 当麻「起きろ姉ちゃん、朝だぞ」麦野「んー…」【5日目】
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454:とある姉妹の特等席 フレンダ編[sage]
2012/07/11(水) 23:00:25.43 ID:nwdkO6Ks0
>>387-392>>418-421>>427-433の続き


当麻「ただいまー」

フレンダ「おかえり〜」

当麻がリビングを覗くと五人掛けのソファーから手だけ出して一つ下の妹が返事をする

当麻「あれ?フレンダだけか?」

フレンダ「沈利お姉ちゃんと最愛は服を買いに、理后お姉ちゃんとフレメアは夕飯の買い物って訳よ」

当麻「なるほど」

フレンダ「つまりー…今我が家は当麻お兄ちゃんと私のふ・た・り・き・っ・り♪って訳よ!」

当麻「はいはいそうですねー」

フレンダ「…当麻お兄ちゃんの私の扱いが雑な気がする訳よ……」

あしらうように言いながら自室に入っていく兄の背をジト目で睨みながら頬を膨らませるフレンダ
しばらくして当麻が制服から部屋着に着替えてリビングに帰ってきた

当麻「ソファーに寝そべるなよ…他の人が座れないだろ?」

フレンダ「他には当麻お兄ちゃんしか居ないから問題ないって訳よ」

当麻「はぁ……そういうことではないんですが…」

自分の小言を聞き流し、自慢の脚をパタパタと振りながら雑誌を読む妹を尻目に一人掛けのソファーに座る当麻
さっき通り過ぎる時に開いた雑誌のページに『対能力者でも安心!最新の小型閃光手榴弾特集』なんて文字が見えた……が、きっと気のせいだ…と思う事にした

当麻はテーブルの上にあったリモコンを手に取りテレビの電源を入れる
しかし流れているのはニュースばかりで暇つぶしになりそうな番組は無い

当麻(……暇だ…超暇だ……)

当麻(結局、暇って訳だにゃーん……にゃあ…)

当麻(やる事…明日提出の課題は昨日片付けたし……)

期日提出の課題の存在を思い出し、一気に片付けた当麻
かなりの量の課題を終えたのは午前3時過ぎまで掛かり、いつもより短い睡眠時間で投稿する羽目になった
「ふぁあ…」と小さく欠伸を漏らし、伸びをしながら思考を続ける

当麻(というか沈利お姉様は何がしたかったのでせう?アレのせいで余計に遅く……)

アレ、というのは彼の姉の沈利が15分毎に「眠くなった?」と聞きに部屋を訪ねて来た事である
そう言えばフレメアにシャツをヨダレまみれにされた日から聞きに来るようになったなぁ…、と考えていると瞼がゆっくりと下りてきた

当麻(「眠くない」って答えたら不機嫌になるし、結局自分だけ先に寝てたし……今まさに眠いわけですが…)

当麻(このソファー…実は安眠機能まで付いてるんじゃ……)




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