過去ログ - 当麻「起きろ姉ちゃん、朝だぞ」麦野「んー…」【5日目】
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とある姉妹の特等席 フレンダ編
[sage]
2012/07/11(水) 23:03:45.23 ID:nwdkO6Ks0
――そして数分後…
フレンダ「おーい…当麻お兄ちゃーん」
当麻「…んっ……zZ…」
当麻の頬をプニプニと押しながら、あくまで起きない程度の音量で意識の有無を確認する
フレンダ「…にひひっ」
フレンダ(目の前の目標に意識は無し!まな板の上の鯉状態って訳よ!)
自分が何でも出来る状況になったフレンダが怪しく笑う
そして真剣な面持ちで思案を始めた
この千載一遇の機会を如何に使うかどうか、頭脳をフル稼働させる
フレンダ「…………あ…」
フレンダ(……まぁ、ほっぺたならセーフな訳よ)
フレンダ(欧米なら挨拶だし?私はそっちの血だし?)
フレンダ「……スゥ………はぁ……」
自分に言い訳をして正当化し、深呼吸をして心を落ち着かせる
そして自分の反対側にある当麻の頬にそっと手を添え、少し首を伸ばし頬に唇を当てる
音をたてないようにそっと、当てるだけのキス
数秒して当てる時と同じく静かに離した
フレンダ「っ……はぁ…」
フレンダ(……マズいって訳よ…)
フレンダ(寝てる相手に卑怯かもしれないけど…コレは……ハマる訳よ…)
フレンダ「…もう一回くらいいいよね?」
誰に確認するでもなく呟いてフレンダは再び手を頬に添える
そして首を伸ばし二度、三度と連続で唇を這わせた
フレンダ(あ、コレはヤバい……止まらなくなる訳よ)
フレンダ(うわっ…鼓動が耳に響いてくる)
フレンダ(…このままだと当麻お兄ちゃんの唇に……ってそれは流石に…)
当麻「…zz………んっ?」
フレンダ(やばッ!!)
十何度目かの接触の直後、当麻の意識が覚醒して薄目を開けた
フレンダはとっさに身を縮め目を瞑る
当麻「…フレンダか…まだ乗ってたのか…」
フレンダ「…ッ…スー……スー…」
当麻「…寝てるし……まぁいいか…」
フレンダ(秘技・緊急狸寝入り!って訳よ!)
当麻「…もう一眠りするか……zz…」
当麻はサラリとフレンダの頭を一撫ですると、すぐに寝息を立てる
フレンダはチラチラと当麻の様子をうかがい、再び眠ったと確認すると肺に溜まった息を吐いた
その時、ガチャリと玄関が開く音がしてトテトテと足音が二つリビングに近づいてきた
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