過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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◆lc8fM/f/jN38
[saga]
2012/11/27(火) 00:29:27.15 ID:KInp1XN60
アイアンフィスト「龍壁<ドラゴンウォール>!」
変則体当たりで完全にバランスを崩してしまい、吹き飛ばされてしまった。
しかし、受け身をとって僕は盾を手に取った。
今度はこっちの番だ!
キャプテン・アメリカ「シールドスラッシュ!」
盾が新垣あやせの方に直撃。
機を逃すまいと、僕は追撃に出た。
キャプテン・アメリカ「とぁっ!」
飛び蹴りを一番槍にして連続して打撃を叩きこむ。
トドメとばかりに僕は最後に渾身の技を放つ!
キャプテン・アメリカ「ハイパー・スターズ&ストライプス!!」
新垣あやせは、放物線を描くように吹き飛ばされた。
それでも立ち上がったが、服装は元に戻っていて足元も相当ふらついているから、もう戦えないのが目に見えて分かる。
……本当はトドメを刺したいけど、それは桐乃ちゃんが望んだことじゃないから我慢する。
だから、僕も戦闘態勢を解除した。
キャプテン・アメリカ「…………撤回してもらうぞ、オタクを犯罪者予備軍扱いしたことを」
キャプテン・アメリカ「あの時、お前が桐乃ちゃんに知り合いかどうか聞いた3人がいただろう? 3人とも桐乃ちゃんの友達だ」
キャプテン・アメリカ「彼女たちまで悪く言われるのは不愉快だ」
これは、僕の個人的な用件だ。
だけど、僕にとっては重要な用件でもある。
黒猫ちゃんと沙織ちゃん、春香ちゃんまで犯罪者扱いしたことは何が何でも訂正させる。
それは、あの3人が僕にとっても友達と言えるからだ。
あやせ「……桐乃と同じこと、言うんですね。……オタクを犯罪者予備軍といったのは、撤回します」
あやせ「…………でも、桐乃の趣味を認めるつもりはありません。おぞましいことに違いはありませんから……」
キャプテン・アメリカ「見て見ぬ振りすらできないっていうのか? 親友なのにか!?」
あやせ「その親友をずっと、騙し続けていたんですよ!」
キャプテン・アメリカ「あれは隠していたって言うんだ。お前と仲違いするのが嫌だから! 何故それを知ろうとしない!?」
キャプテン・アメリカ「桐乃ちゃんにとっては、お前も自分の趣味も自分自身より大事だから言えなかったんだ! 」
あやせ「うるさい! 知ったようなことを言うな! あなたなんかに私たちの何が分かるのっ! 私が一番、誰よりも桐乃のことを分かってる!」
あやせ「なのにあんな……っ! あんなのは桐乃じゃない! 別人です! 絶対に別人! 偽者っ……!」
あやせ「返して! 本物の桐乃をどこに隠したの! わたしの桐乃を返してくださいよっ!!」
……………………よし、桐乃ちゃんには悪いけど殺しておこう。
AA-12を受け取った際にホルダーに直したサイドアームを、再び手にとって安全装置を解除。
新垣あやせの顔面に狙いを定める。
キャプテン・アメリカ「もう喋るな。不愉快だ! Dead! bitch!!」
??「っざけんなっ! 偽者偽者やかましいのよアンタ!!」
怒声が響き、その声に僕も新垣あやせも児童公園の入り口を振り向いた。
早足でこっちに向かっている。
桐乃「銃声や爆音が響いてたから何事かと思ったら……」
キャプテン・アメリカ「桐乃ちゃん、どいて。そいつ殺せない」
桐乃「あんたはもう黙ってて! こっからはあたしがやんなきゃいけないことだから」
桐乃ちゃんの言葉に、僕はただうなずいて後ずさりした。
桐乃「あやせ……。あたしの話を聞いて」
あやせ「……偽者の言うことなんて聞きたくない。本物の桐乃に合わせてよ!」
キャプテン・アメリカ「精神病院を手配しよう閉鎖病棟への半生涯入院コースとかどうだい?」
桐乃「だまれっつてんでしょ!」
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