過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[saga]
2012/03/20(火) 06:19:37.46 ID:H3RHPCIM0
そして当日、東京都千代田区、秋葉原駅前。
桐乃ちゃんを乗せ、千葉市からここまでノンストップで自転車で飛ばしてきた。

アメリカ人観光客たち「オイ、アレッテ…」「ジーザス・クライスト…」「マジデニホンニイタノカヨ…」

周囲の人、特にアメリカ人観光客の注目を集めながら、僕たちは駅前にたたずんでいた。
桐乃ちゃんの顔が、かなり赤い。

スティーブ「大丈夫?」

桐乃「…誰のせいだと思ってんの! ……いくらリクエストされたからって、よりにもよって''その恰好''だなんて」

キャプテン・アメリカ「スポンサーの殆どが僕の大ファンらしくて…」

そう、今の僕は『キャプテン・アメリカ』の格好をしている。
とはいってもあの全身タイツじゃない。
アレをモデルにMr.スタークに作ってもらった戦闘服の方だ。

桐乃「それで、打ち合わせの場所も同じなんでしょ?」

キャプテン・アメリカ「ああ。オフ会より早く始まるから先にGuu!STOREビルへ行くけど、一人で大丈夫?」

桐乃「うん。集合場所に集まってから、管理人さんの案内で行くから大丈夫だよ」



Guu!STOREビル前。

キャプテン・アメリカ「ここか…」

アメリカ人観光客たち「Hello! CAPTAIN AMERICA!」「Your autograph,please!」「Please!」

何となく予想はできていたけど、いざ入ろうと思った直後に大勢のアメリカ人観光客たちからサイン(※)をねだられた。
アメリカにいた頃も、S.H.I.E.L.D.の職員や軍人、かつて僕のミュージカルを見てくれた人たちから何度もサインをねだられている。
あの戦争での活躍でただでさえ高かった僕の知名度は、終戦から数年後のSSR解体の煽りで情報が流出したせいで、今ではアメリカ以外の歴史の教科書に名前が載るレベルになっているそうだ。
・・・何かすごく複雑だ。

※:アメリカ人観光客の皆さんがキャップにねだっているサインは英語では「autograph(オートグラフ)」と言います。
  英語圏では『サイン』は署名を指すのです。

カキカキカキカキ キャプテン・アメリカ「Here we go」

観光客たちは僕が書いたサインを受け取って大喜びでお礼を言いてくれる。
彼らのこういう反応を見ると、どうにも断れなくなる。
一通りサインを書き終わった直後、人だかりを割って入って・・・なぜかMPが現れた。
そしてMPに続いて、リバイバル公演を企画した人、スタンリー・マーティン・リーバーが出てきた。
あの時同様ペギーの偽者、シャロン・カーターを連れて・・・。
シャロンの名字がペギーと同じなのは少し気にかかる。
だが、血縁なのかたまたま苗字が一緒なだけなのか、僕には判断しづらい。
そういう訳で彼女の詳細については8月17日に「アベンジャーズ」が公開されるまで待ってほしい。

スタンリー「この国で会うのはあの日以来ですね」

キャプテン・アメリカ「お久しぶりです」

スタンリー「まあ、打ち合わせ場所は店内ですから、早速入りましょう」




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