過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[saga]
2012/08/20(月) 02:54:40.52 ID:TLz5unIB0
大介「そのままじっとしてくださいよ、スティーブさん」

大介「母さんはその位置で。京介と桐乃はスティーブさんの肩に乗って、お互いに盾を持つんだ」

京介「こんな感じ?」

大介「そんな感じだ。よーし、セルフタイマーをセットしてっと…」

桐乃「チーズ!」

ミュージカルのリバイバル公演が決まり、海を越えてあの時の全身タイツが再び僕の手元に来た。
折角だから、という大介さんたちの提案でこの全身タイツを着た僕と、高坂家の皆さんの集合写真を撮ることになった。
桐乃ちゃんの掛け声とともにシャッターが切られる。
それから数分後、着替えた僕は廊下にいた京介君に、気になることを聞いてみた

スティーブ「そういえば、時々大介さんがいなくなることがあるんだけど、どうしてだろう?」

京介「うち、地下の物置に隠し部屋があるんだよ。親父用の現像室が」

スティーブ「……」

大介「よーし、なかなかの出来になったぞ、京介」

大介「……あれ、どうしたんですか? スティーブさん」

大介「京介、何でスティーブさんは俺の顔を妙な表情で見ているんだ?」

京介「現像室のこと、教えたと途端にあんな顔になったんだよ」

大介「そういえば、現像室のことを言うのを忘れていた」

現像室は分かるけど、地下、それも物置の隠し部屋っていうのは変だと思う。
そう思っていたら、エプロンをつけた桐乃ちゃんが出て来てた。

桐乃「兄貴。そろそろ晩御飯作ろう」

京介「おう」

そういえば、今日は京介君と桐乃ちゃんが晩御飯を作ってくれるんだった。

大介「前祝、ということで京介と桐乃が自分から作ると言い出したんですよ」





市長「では、これより弔砲に入らせていただきます……」

市長の言葉の直後に発せられた銃声が鳴り響いた直後、回想が終わる。
……あの日、打ち合わせのためにこの公園に僕は来ていた。
何の偶然か、京介君もその日は友達とこの公園で遊ぶ約束をしていたんだ。
たまたま同じところに用があったから、僕は佳乃さんに断りを入れ、京介君を乗せてこの公園に行くことにした。
……京介君は自分で行くと言っていたのに僕は半ば強引に乗せたっけ。
もし、あの時京介君を乗せなかったら、ひょっとしたら……。








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