過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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(福岡県)
[saga]
2012/08/20(月) 02:55:24.68 ID:TLz5unIB0
事件当日、高坂家の玄関。
京介「……その格好で行くの?」
スティーブ「向こうのリクエストなんだ。ところで、京介君も出かけるの?」
京介「青葉の森公園。友達と遊ぶ約束したんだ」
スティーブ「行き先は同じなんだ……。それだったら、僕の自転車に乗っていくかい?」
京介「自分で行けるんだけどなぁ」
思いっきり目を逸らされた。
多分、コストコに行った時のことを思い出したんだろう。
流石に無茶し過ぎたかもしれない(※)。
※:裏通りや、車と車の間を縫うように猛スピードで突っ走った。
それじゃあ京介が嫌がるのも当然である。
スティーブ「そう言わないでさ」
スティーブ「佳乃さん。僕と行き先が同じなので、京介君を乗せて行っていいですか?」
佳乃「一向に構いませんけど、信号には注意してくださいね。赤信号を突っ切ったりしちゃダメですよ」
京介「……今日はあの時より安全だったね」
スティーブ「コストコに一緒に行った時は、そんなに危なげだった?」
京介「『危なげだった』、じゃなくて純粋に『危なかった』よ! 何回かフラッシュバックしたし。親父ですら晩酌の時に『怖くてしばらく乗れないな』とまで言ってたんだよ」
スティーブ「……」
ここまで言われるとぐうの音が出ない。
あの時のは幻聴じゃなくて、本当に大介さんの呻き声だったんだ……。
そういえば、コストコに着いた時、大介さんの膝が笑っていた。
帰りに高いお酒でも買っておこう。
その後、待ち合わせ場所など決めて、京介君は中央博物館とは正反対の方向へ行った。
待ち合わせ場所に一番に着いた京介が、そこで待つこと数分。
友人たちが次々と到着してきた。
友達A「京介が一番のりかぁ」
京介「……まあね」
友達B「そういえば、博物館でキャプテン・アメリカが誰かと打ち合わせみたいなのをしてたけど」
京介「今度、ミュージカルのリバイバル公演があるだろ? それの打ち合わせなんだよ」
友達B「……なんでそんなの知ってんの?」
友達C「知らないの? キャプテン・アメリカって京介ん家に居候してるんだよ」
それから数十分。
公園内で適当に遊んでいた京介たちの耳に、悲鳴が聞こえる。
京介「……?」
何事かと思って京介が、悲鳴が聞こえた方向を振り向く。
そこにいたのは、逃げ惑う子供たち目掛けて狂ったように刃物を振り回す中年男性。
既に何人かは刺されて倒れている。
そうこうしている内に、京介と同じぐらいの歳の少女がこけてしまう。
京介「!!」
それを見た瞬間、京介は友達が制止するのを振り切り、駆け出した……。
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