過去ログ - スティーブ「…『妹と恋しよっ♪』? ……R18!?」
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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[saga]
2012/08/20(月) 02:57:08.77 ID:TLz5unIB0
中央広場。
子供を連れて必死に逃げ惑う大人たちとは正反対の方角へと走った。
彼らが足を止めて注目する中、僕が目にしたのは……。

スティーブ「……!」

血を流して倒れた子供たち……!!
そして少し離れた先にいたのは、刃物を振り回して子供たちに襲い掛かる通り魔!
止めに行こうとした刹那、僕の視界に京介君が映った。
明らかに数か所を刺されいた京介君も僕に気づいて、視線をこっちに向ける。
そして……震える手で、通り魔の方を指さす……!

京介「……行って! …………キャプテン・アメリカ!!」
スティーブ「京介君……。ごめん!」

僕は通り魔の手の甲を思いっきり殴って、刃物を落とさせる。
更に盾の先端(※)で鳩尾を突き、一気に無力化する。
直後、僕は慌てて京介君の側へと駆けつけた。

※:この時のスティーブが持っていた盾は、ビブラニウム合金製の円盤型盾ではなく、レッド・スカルに殴られた跡がある鉄製の逆三角形型盾。

スティーブ「京介君!」

京介「スティーブさん……」

服の、刺されて穴が空いた箇所を確認する。
……急所を何か所も刺されている。
既に致命傷だったのか……。
周りを見渡してみると、他の子供達の内、京介君以外の9人もすでに手遅れだと見ただけで気づいてしまう。
改めて京介君の方に視線を移すと、その顔には目に見えて死相が色濃く浮かんでいた。
なのに、京介君は笑っていた。

京介「通り魔は……?」

スティーブ「やっつけた」

京介「……やっぱりキャプテン・アメリカってすごいや。…桐乃のこと、俺の代わりに、……守ってください……」

スティーブ「…………約束する」

京介「これで……安心して……ひと眠……りできる……よ」

その言葉と共に京介君は、笑顔のまま目を閉じた。
そして、その体はどんどん冷たくなっていく。

スティーブ「京介君。起きてくれ……。大介さん用のお酒を買おうと思うんだけどさ。どんなのを買えばいいかな? アドバイスが欲しんだ」

スティーブ「だから……目を覚ましてくれ! 眠っちゃダメだ!! 京介君!!!」

耳元で大声を出しても、京介君は反応しない。
京介君は…………死んだんだ…………。
けど、悲しみに沈むのには早過ぎた。
……やっつけた通り魔が、笑っていたから。
そして、自分勝手なことを、べらべらとまくし立てだす。

スティーブ「…………」

嘆くのは、このクズを殺さないようにしつつ、完全に黙らせるてからだ!

通り魔「……え? ちょ、ちょっと待って! 俺、動けないんだけど!」

スティーブ「それが…………どうしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

通り魔「ひぎゃああああああああ!?」

僕は怒りの咆哮を上げながら、通り魔を容赦なく痛めつける。
通り魔の両手足が複雑骨折し、歯が全部折れて、内臓が破裂して吐血しようとも、僕は執拗に痛めつけた。
過剰防衛? 殺人未遂? それがどうした!








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