過去ログ - 「木原くン、俺を匿ってくれ」「えっ」
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6:みかんの塩焼き ◆RAvOJuqiYU[saga]
2012/03/04(日) 00:26:49.83 ID:wXD66/PAO


刺繍の男は面倒そうにあ〜あ〜なんだなんだと言いながら転んだ一方通行を見る。

そしてみるみる表情が変わり笑い出した。

「ははははははは!なんだよ一方通行ァ!!育て親が恋しくなっちゃったのかぁ!?」

その言葉を聞き、不機嫌そうに埃を能力で落として立ち上がる。

「よォ木原くン、好き好んでお前の所に来るなンざマゾでもいねェよ」

木原数多、学園都市の研究者であり、猟犬部隊に所属。
良心の呵責という言葉とはおよそ無縁であり、研究のために平気で人を使い捨てるほど。
ごく一部の者以外はそもそも人として扱っておらず、たいていの邪魔者は敵ではなく単なる殺害対象となる泣く子も黙る鬼軍曹である。
ホトトギスで例えるなら鳴いたとしても殺す、そんな感じの人物である。

「で、そのドマゾの一方通行ちゃんは何の用なんですかぁ?」

「…口が減らねェヤツだな、頼みがあンだよ」

明らかに嫌そうな表情で刺繍の男、もとい木原くンを見つめる。





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