過去ログ - 吹寄「上条。その……吸って、くれない?」 part2
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138:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga sage]
2012/04/22(日) 15:13:34.92 ID:YiExmZiPo

ちゅ、と上条が乳首に吸い付いた。
いつもどおりの、温かみと快感が広がっていく。
指で責められるのだって気持ちいいし、嫌いじゃないけれど、やっぱり吸われるのは別格だった。

「ん、ん」

夢中で、上条は乳首に吸い付く。
カラメルと交じり合った吹寄の母乳は、いつもと違って乳飲料のような味わいがある。
人肌に温められたそれを、乳首から飲むのは、それはそれで悪くなかった。
すぐになくなってしまうのが残念ではあったが。
そうして吹寄に覆いかぶさって乳首に夢中になっていると、優しく吹寄が後頭部を抱きしめてくれた。
そういう、優しい手つきが上条の心を落ち着かせる。
お礼にと吹寄の髪に手をやって撫で返してやると、吹寄の手がもっと優しくなった。

「制理、愛してる」
「うん。あたしも。……でも胸見ながら言うのやめてよね」
「制理」

冗談めかして言っただけだったのに、上条は胸を責めるのを止めて、ちゃんと吹寄のほうを見てくれた。

「愛してる。世界で一番、制理が好きだ」
「……うん。嬉しい」
「キスしていいか?」
「もう。いいわよ」

きっと自分の母乳とカラメルの味のするキスなのだろう。
忌避感がないとは言わないが、もう慣れた。
上条が少し意地の悪い顔をして唇を近づけてくるのを、諦めて受け入れた。

「んっ」

母乳と、カラメルと、上条の唾液の味がした。
上条の舌に、口の中を侵される。

「ふう、ごちそうさまでした」
「……馬鹿。あんまりこういうの、やらないでよね。おかしくなっちゃいそうだし」

あんまりアブノーマルな趣味はどうかと思う。やっぱり、普通がいい。
だというのに、上条は困った顔をしてこちらを見た。

「まだ余ってる。カラメル半分と、制理の、右のおっぱいがさ」
「っ!」

どうやら、まだ前半戦だったらしい。
諦め顔で、吹寄は顔を背けた。

「じゃあ、さっさとしなさいよ」

変態行為はいけないと思うけれど、彼氏の嗜好はそこそこ受け入れてあげられる吹寄なのだった。



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