過去ログ - 吹寄「上条。その……吸って、くれない?」 part2
1- 20
220:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga sage]
2012/08/02(木) 21:49:44.62 ID:DHtpsRmeo

「制理の目、とろんとなってる」
「うん……」

恥じらいすら見せず素直に肯定する吹寄を見て、上条は満足感を覚えていた。
キスをしてやると、嬉しそうな顔をする。
下半身を他の人間に触られたのなんてきっとはじめてだろうに、全幅の信頼を置いてくれるのが嬉しい。

「もっとして欲しい?」
「うん。して欲しいよ……」

緩やかに、しかし絶え間なく体をくねらせながら吹寄がそう答える。
だが、ふと思い出したように蕩けた目に僅かに光を戻し、上条を見つめた。

「ごめん。当麻にも、してあげなきゃだよね」
「え?」
「だって、そういう約束だったし……」
「それはそうだけど、いいのか?」
「当麻はあたしに、して欲しくない?」
「んなわけない。その、嫌じゃないならさ」
「うん。恥ずかしいけど、嫌じゃないよ」

心理的な抵抗は、もうかなり取り払われていた。
振り返ってみると、上条の体に奉仕するより、自分の体を全てさらけ出すことのほうが吹寄にとっては恥ずかしいことだった。
もうそれを済ませた今となっては、嫌われたり、エッチな子だと思われないなら、してもいいかなと思い始めていた。

「っっあ、ん。当麻……指」
「ん?」
「されてたら、あたし動けない」

もう骨抜きにされてしまったから、指で擦られると力がすべて抜けてしまうのだ。
だから止めて欲しくないけど、止めてもらう必要があった。

「そっか、じゃあ一旦おしまいか」
「うん。それじゃ、って、やだ、あ、あ、あっ!」

止めてくれると思ったのに、逆だった。
いきなり上条が胸に吸い付いてきて、同時に指を急に掻き混ぜた。
呼吸が乱れて、苦しい。

「あ、はっ! はん! とう、ま」
「ちょっとだけ苛めたくなったんだ」
「いじめるって、やん、やだ、よ」

吹寄が腰を浮かせてぴくんと反応し、また濃い蜜が溢れた。
その急な刺激に吹寄の体が慣れるまで、上条は一通り体中を責め続けた。
そして吹寄の呼吸を見て、指で刺激を与えるのを少しずつ止めてやった。

「――――っ!! あ、は、はぁ……」

荒い息をつく吹寄を見て、おでこにキスをする。

「じゃあ、次、制理の番な」
「こんなことしてからなんて、酷いわよ」
「制理が可愛いのが悪い」
「当麻が全部悪いの」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
265Res/176.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice