過去ログ - 吹寄「上条。その……吸って、くれない?」 part2
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nubewo
◆sQkYhVdKvM
[saga sage]
2012/08/02(木) 21:50:45.94 ID:DHtpsRmeo
拗ねた目で見つめる吹寄を、そっと撫でてやった。
怒っているわけじゃないことくらい、当然分かっている。撫でてやったらすぐに吹寄は微笑んだ。
「して、くれるか?」
「うん。あの、上手じゃないと思うし、当麻の嫌なことはしたくないから、ダメだったらすぐに言ってね」
「大丈夫だって。まあ、噛まれない限りは」
「しないわよ。当麻じゃないんだから」
何度乳首に噛みつかれたことか。まあ、甘い痛みだから文句はないけれど。
「あのさ、どうしたらいいの、かな……?」
吹寄の知識の中に、男性の局部に口付けするという前戯があるという知識はあるが、どのような手続きでそれに至るのか、
どんな姿勢でするのか、そういった情報はなかった。
「えっと……じゃあ俺が膝立ちになるから、その前に、こうさ」
説明しながら、上条がベッドの端に膝を付いて体を起こした。
そして、吹寄にキスをしてから、体を四つん這いにするように、手で促した。
「こ、こうかな?」
「いいと思う」
その、あまりにぼやかしようのない刺激的な体勢に、吹寄は戸惑った。
男物の下着を目の前数センチで見たのも初めてだし、しかも、今からこれを脱がして、さらにはもっと、先に行くのだ。
「してもらって、いいか?」
嫌なら無理は言わないぞ、という感じの上条の目を見て、吹寄は腹を括った。
もう、自分は下半身まで舐められたのだ。隅の隅まで見られた。
次は自分が上条に尽くす番だ。喜んで貰えるか分からないけれど、喜んでほしい。幸せを上条にも感じて欲しい。
「変な意味じゃ、ないからね」
「え?」
「当麻に、してあげたいの」
憩いが必要だった。
だから脱がすね、とは確認を取れなくて、上条の腰に手を掛け、すとんと最後の一枚を、ずり下ろした。
「あ……」
驚いたような顔の吹寄を見て、上条は恥ずかしさに悶えそうになった。
この年になって、こんなところをまじまじと見られたことはない。
男同士で風呂に入るのとは訳が違う。
「な、なんだよ」
どんなコメントであっても、自分のそこに対する評価は恥ずかしいものだ。
どんなことを、恋人である吹寄は感じたのだろうか。
「その、これって」
「……制理が可愛いのが悪い」
憮然と上条は答えた。今の答えは完全に正しい。
こんなに可愛い彼女が喘いでるのを見て、勃たないなんて犯罪だ。
軽い驚きをもって「上向き」のそれを見つめる吹寄から、上条は思わず目を逸らした。
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