過去ログ - とある未来の通行止め その3
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12:ブラジャーの人[saga]
2012/03/08(木) 00:50:21.67 ID:36IvKIcU0

(ちなみに、番外個体もここで働いていますよ、とミサカ一〇〇三九号は上位個体にさらなる事実を開示します)
(なんだとー、番外個体まで……っ)
(今日も彼女は出勤していませんね、とミサカ一〇〇三二号は無断欠勤の多い末っ子を嘆いてみます)
(一方通行曰く、給料ドロボーだそうです、とミサカ一〇〇三九号は無理やり連れてこられているのだから仕方ないかもと理解を示します)

一番調整が必要な番外個体だから、一方通行は彼女もここへ通わせたい。
実はバイトしていたカフェで正社員にならないかと誘われていたが、一方通行が半ば強引で乱暴な手段でもって拉致してきたようなものだ。

(まぁ、三日に一回は来ますので、口で言うほど嫌でもないんでしょう、とミサカ一〇〇三二号はツンデレを可愛く思います)
(そっかぁ……)

打ち止めは隣の青年を見上げた。その頬笑みの理由にも見当がつく一方通行は、ちょっと恥ずかしい。

「なンだよ……」
「えへへへ、あなたに惚れ直してたとこ」

露骨に顔をしかめる青年だったが、打ち止めの笑顔は変わらない。

「あ、せんせーだ。こんにちはー!ってミサカはミサカは手を振ってみる〜」

通路の奥の部屋から出て二人を待っていてくれたのか、冥土帰しも笑顔で手を振り返した。



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