過去ログ - とある未来の通行止め その3
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160:ブラジャーの人[saga]
2012/03/30(金) 17:43:28.20 ID:7wzoBWH80

打ち止めの背中に手を回し、ファスナーを途中まで降ろす。緩んだ首元の部分を剥き、二の腕までワンピースを脱がせた。
これでは両手を自由に動かせないが、打ち止めはされるがまま、焦らない。
一方通行の子供っぽい心理を分かってのことか、単純に情事を楽しむつもりなのか。

お腹が膨らんできた頃に、締め付けるのは良くないだろうと、ワイヤーの無いスポーツタイプのブラジャーを着けている。
それを引っ張り、乳房を露わにしながら、一方通行は思い出したように打ち止めの唇にキスをした。
以前、胸ばかりにイタズラをしていたら、「まずはキス」だと怒られたことがあったので。

「ん、……ベッド?」
「まだここでいい……」

背もたれがある方が、胸の膨らみを堪能できる。ソファの角部分に彼女の背を預け、柔らかい胸に指を埋めていく。
妊娠中は乳首に刺激を与えるのは良くないので、そこは時折かすめるだけ。それでも手に余る乳房を優しく揉めば、打ち止めから漏れる甘い吐息が一方通行の感情を昂らせた。

そこに吸いつくと、声は頭に降ってきて、息は白い髪を揺らす。

妊娠してからは、安定期に入るまではずっとおあずけが続き、その後も愛し合う回数はぐっと減らした。

交合に至らない場合も多かったが、それはそれで新しい扉を開けるきっかけにもなった。
今夜もそのつもりで、これ以上打ち止めの服をショーツ以外は脱がせる必要はない。

半裸にも満たない、拘束されたような姿に、ある種のマニアックさを感じて楽しくもあるし。



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