272:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 22:12:04.41 ID:SpLNYcrL0
打ち止めが、ミカエルとの邂逅をパタリロに語り、一方通行が残念な勘違いをしていることが判明した。
ミカエルはセクハラをするために現れたわけではないので、これでは大天使が不憫である。とばっちりである。
「でも、どうやってあの人はお風呂での事を知ったの? ミサカはずっと寝てたし」
「僕とダイヤ……、ごほん。仕事中にそんな異常はなかった。宮殿に帰って来てからの僅かな時間に、何かが起こったんだな」
打ち止めは、再度不思議体験を思い出す。あの天使は何と言っていた?
「もしかしてだけど……、ってミサカはミサカは不確定な仮説を立ててみたり」
自信無さげな打ち止めだったが、なんでもいいので言ってみてほしいとパタリロに促され、
ミカエルが腹の胎児と意思を交わしていたらしいこと告げる。
「この子に呼ばれたと天使さんは、フィガロちゃんは言ってた」
「胎児とはいえ一方通行さんの息子で、もう片方は大天使だもんなぁ……。うわぁ、あり得る」
「赤ちゃんがあの人に教えたと思う?」
「しかも一方通行さんが誤解するような、偏った情報をね」
呆れ顔で肘をつき、パタリロは不躾にも妊婦の腹を指さした。
「……むむぅ」
「まったく、どんな教育をしてるのかね」
「とにかくいっぱい食べてます!」
620Res/420.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。