過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」3<br>
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32: ◆v2TDmACLlM[saga]
2012/03/13(火) 23:04:50.30 ID:+Rbgcgb50




浜面「ふ、っざけんなッ!!!」

狭い病室で、怒号が鳴った。

声に驚いたスフィンクスが浜面の懐から飛び出し、
眠るインデックスの側へと駆けて行く。

浜面「てめぇ、自分が何言ってるか分かってんのか!!!」

再びの怒声。
息を荒くしながら、殺意を乗せた視線が神裂に突き刺さる。
しかし浜面の脳裏ではその言葉を正しく理解出来てはいなかった。

ネセサリウスでもなく、イギリス清教でもなく、イギリス本国からの命令。
つまりは一国を指導するイギリス女王からの命令だ。そしてそれは、インデックスの処刑。

浜面「なんでだ……」

次第に弱くなる言葉に、神裂は視線を逸らす。
その瞳に映るのは、眠る少女。

頬へ、そっと手を伸ばす。

神裂「自動書記を、知っていますか」






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