過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」3<br>
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◆v2TDmACLlM
[saga]
2012/03/13(火) 23:21:26.42 ID:+Rbgcgb50
浜面「ふっざけんなッ!!!!」
突如響いた声に驚いたスフィンクスが、隠れる様に物陰に潜む。
怒りの矛先は、ソファの側に設置されていたゴミ箱だった。
吹き飛ばされたゴミ箱の中身が飛び出し、廊下にゴミが撒き散らかされる。
浜面「ふざけんな、ふざけんなふざけんなッ!!! ちくしょうッ!!
ここまできて……っ、こんな所で……ッ!!!」
目前まであったのだ。
実を言うとインデックスを救う手立ては、浜面の目の前に『あった』
その為の『切り札』も『奥の手』もあったのだ。
だから、インデックスを救うのを『先延ばし』にしてまで第一位に挑んだ。
だから、その希望に手を伸ばす前に神裂に『確認』までしに行ったのに。
こんな所で、躓くなんて。
浜面「ちくしょう……」
言葉は弱々しく、震えていた。
どれだけ考えても打つ手は無かった。
立ち塞がった壁は、無能力者には余りにも高すぎる。
例え突如レベル5に引き上がったとしても、
勝てる可能性は薄いだろうし、そんな事はあり得ないと知っている
浜面「ふざけ―――――――」
しかし、その瞬間。
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