過去ログ - QB「僕と契約してポケモン図鑑所有者になってよ!」
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867:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 22:13:33.87 ID:ck0qbuaY0
―???―

暗い部屋で、一人の少女が目を覚ました。

身体は傷だらけで、至る所に応急手当てが施されている。

ただし随分ずさんで適当で、絆創膏で傷口が隠れていない箇所もある。

さやか「痛つつ……ここは……どこ?」

天井には電球が一つ、壁には小さな正方形の窓が一つ。
窓の外は暗く、そこから窺い知れるのは、今が夜であろうということだけだ。

さやか「えっと、とりあえずみんなは……あれ?」

当たり前というべきか、さやかの荷物は全て無くなっていた。

勿論モンスターボールも何もかもである。

さやか「どこいっちゃったんだろ……まさか、酷い目にあわされてたり――」

???『だいじょぶだいじょぶ、今頃ポケモンセンターで回復してもらってるんじゃないかな?ギヒヒ』

さやか「――ッ!?」

聞き慣れた、しかし聞きたくもない声が響いた。
どうやらこの部屋にはスピーカーがあったらしい。

次の瞬間ドアが開かれ、光が部屋を照らした。

思わず目を伏せるさやかだが、そこにいた小柄な影が先程の声の正体であろうことはなんとなく予想が付いていた。

そしてそれの意味するところは、つまり、さやかは敵に捕えられてしまったことを意味している。

さやか「シズルちゃん……」

シズル「ギヒヒヒ♪正解だよ、美樹さやか!」


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