過去ログ - 魔法少女まどか☆マギカ「虚ろな人魚姫Before」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/03/13(火) 15:52:12.23 ID:vCCilsZV0
ある日、あたしは突然倒れた
原因不明の病気
それによりあたしの平穏な日々は一気に崩れ去った
今までの日常からいきなりの病院生活
最初の頃は学校の友達や先生が来てくれた
でも、その内みんなあたしの事が面倒になっていったのか、一人、また一人と来なくなり
最後には誰も来なくなった

「……友達だと思ってたのにな」

でも、友達って何だろう
テレビの話をしたり服装や好きな子の話をしたり
でも、それってただ自分の話したい事をずっと話してるだけで本当の意味での友達なんてものをあたしは作ってこなかったんじゃないだろうか

「……そんなの、もうどうでもいいか」

そんな事を考えていたある日、医者が親を呼び出してこう宣告した
『余命一ヶ月』と
原因不明の病気なのに余命宣告なんてされるんだなーとまるで人事のように思った
父親と母親は泣いている
……これは本当の涙なんだろうか
実は以前あたしは父親と母親の会話を聞いていた

「あの子はお金がかかりすぎる。いっそ早く死んでしまえばいいのに」と

なら、これはこれでいいのかもしれない
誰からも愛されず、誰も友達がいないなら、もうあたしが生きている理由なんてない

QB「そんな簡単に諦めてしまえるものなのかい?」

「!?」

そこには謎の白い生物が座っていた

QB「僕の名前はキュゥべえ。その原因不明の病気。君の願い次第では、治してあげられるよ」


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