2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:00:02.58 ID:/Vg3M2/u0
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教室:休み時間
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昼休みに入ると周りのクラスメイトが一斉にほむらの周りにやってきた。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:00:49.63 ID:/Vg3M2/u0
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廊下:休み時間
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髪の短い女の子「いや〜、転校生が珍しいからって、みんなはしゃいじゃって!」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:01:19.86 ID:/Vg3M2/u0
まどか「そうだよ、クラスメイトなんだから! わたし、鹿目まどかで隣に居るのが――」
さやか「あたしは美樹さやか、さやかでいいよ」
ほむら「あ、え、う……」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:02:20.38 ID:/Vg3M2/u0
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教室:授業中(数学)
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ほむらが黒板の前でチョークを持ち固まる。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:02:58.94 ID:/Vg3M2/u0
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通学路:夕方
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ほむらが俯きながら、沈む夕日が赤く染める通学路をゆっくりと歩いていく。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:03:39.62 ID:/Vg3M2/u0
ほむら「な、何?」
『ソウ、死ンデシマエバ……』
ほむらを包む景色が不気味に変っていく。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:04:34.74 ID:/Vg3M2/u0
恐怖で幻聴が聞こえたのかとほむらが思う。
『暁美ほむら――あたしはほむらのどんな願いでも叶えてあげる!』
『だから――助かりたいなら、あたしと契約して魔法少女になってよ!』
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:05:41.46 ID:/Vg3M2/u0
ほむら「――カッコ良くなりたかったな」
もう、叶える事が出来ない願い――だから、最後に思い出してしまった。
――その願い、エントロピーを凌駕したよ!
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:06:34.40 ID:/Vg3M2/u0
ほむら(へっ? えぇぇ!)
(な、なんで? どうして? わ、私の身体が勝手に!)
ほむら「あ〜、落ち着きなよ、ほむら」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:07:40.34 ID:/Vg3M2/u0
ほむら「あ〜、怯えない! このサヤカちゃんが憑いてるから安心しなさい!」
ほむら(ど、どっちの意味の『ついてる』ですか!)
ほむら「ほら、来るよ!」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/03/16(金) 04:08:23.00 ID:/Vg3M2/u0
ほむら(す、すごい! こんなに速く走れるなんて夢見たいです!)
ほむら「ところがこれはあたし達の力――現実だよ!」
ほむら(はい!)
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