過去ログ - 魔法少女ほむら☆サヤカ
1- 20
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2012/03/20(火) 21:00:48.22 ID:x9SeDFBx0
サヤカ『ほむら! この子がグリーフシードの持ち主だよ! 取り押さえるから身体貸して!』

サヤカの言葉にほむらが答える。

ほむら「は、はい!」

サヤカがほむらの中に入り、美術部員を取り押さえようとする――
美術部員がそれに気づき、グリーフシードを取り出し、ほむらから距離を取る。
黒い種の様な形をしたグリーフシードを両手で包みながらほむらに向けて言う。

美術部員C「――あ、あなたが人の願いを邪魔する魔法少女なのね!」

     「魔女の使者さんが気をつけるように言ってた!」

ほむら(ほ、ホントに持ってた……)

ほむら「まだ、少ししか穢れてないみたいだから……一回しか願いを叶えてないよね?」

   「それをこっちに渡して、今ならまだ間に合うから……」

美術部員C「い、嫌です! これで何でも手に入れる! 何でも思い通りにする! 理想的な結果を私は得るんだ!」

ほむら「過程のない結果なんて後悔するよ?」

美術部員C「そんなことない! 無駄な過程なんていらない! 世の中、結果が全てなのよ!」

ほむら「……それ、こっちに渡して、今すぐ」

ほむらが手を突き出しながら、前に進んでいく。
ほむらが前に進むたびに美術部員が後ろに下がる。
それを繰り返していると美術部員の背中が壁にぶつかる。

美術部員C「来ないでください、こ、来ないで!」

突然、美術部員が持っていたグリーフシードから黒い霧の様なモノが溢れ出す。
その黒い霧は美術部員の身体を包み込み、やがて美術室全体を覆っていた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
109Res/100.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice