48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2012/03/20(火) 21:01:43.56 ID:x9SeDFBx0
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魔女の結界(芸術家の魔女):放課後
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美術室だった場所――絵の具のように赤い空とねずみ色の地面
黒い線で描かれた木や建物が辺り一面に描かれている。
そこはまるで絵画の世界――ほむらはそんな世界に立っていた。
ほむら(……な、なんで? あの美術部員の女の子は!)
ほむら「グリーフシードの防衛プログラム……」
ほむら(……防衛プログラム?)
ほむら「うん、持ち主の感情に反応して起動するんだけどね……」
「持ち主を守る為にグリーフシードが一時的に持ち主を魔女に変えるプログラム……」
ほむらが視線を前に向ける。
そこには昨日、戦った魔女とそっくりな凱旋門のような魔女が居た。
しかし、大きさは昨日よりも大きくなっていた。
ほむら(そ、そんな!)
ほむら「失敗した、起動しないように注意したんだけどな」
ほむら(あ、あの子は助けられるんですか!)
ほむら「まだ、助けることは出来るよ……あの魔女をあたし達が倒して、グリーフシードを壊せればね……」
「いくよ、ほむら?」
ほむら(はい!)
指輪をソウルジェムに変え、ほむらは魔法少女へ変身する。
宝石が青い光を放ち、ほむらの姿を白いマントを羽織ったおとぎ話の剣士の様な姿へと変える。
ほむら「――サヤカちゃん、華麗に参上!」
「……さて、今からあたしがあんたの邪魔をする」
手に剣を出現させ魔女に向かって歩き出す。
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