72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2012/04/23(月) 18:56:50.89 ID:cxVByYxF0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
暁美家:朝
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
サヤカ「ほむらの夢の話聞いて思い出したよ、その夢、あたしが魔法少女になる前の話だわ」
支度を終え、朝食を食べながらほむらが見た夢の話をしてみると、予想外の答えが返ってきた。
ほむら「サヤカの過去ってことですか?」
サヤカ「うん、その後だったかな? あたしが魔法少女になったのは……」
サヤカ「魔法少女の先輩だったマミさんが死んでしまって……この街を代わりに守らないとって考えてたら」
サヤカ「そんな時に入院してた幼馴染の弱音を聞いちゃってね……で、幼馴染の腕を治す為に願いを叶えて魔法少女になったんだよ」
ほむら「願いを叶えて魔法少女に……」
サヤカ「ほむらは願いを自分で叶えるって言ってたからね、あたしはその方がいいと思うよ」
ほむら「願いは自分で叶えるもの?」
皿に盛り付けられた出汁巻き卵を一つ取り口に運ぶ。
サヤカ「うん、誰かが代わりに叶えるものじゃない……それが自分にとって大切な願いであるほどにね」
ほむら「それにしても、なんでサヤカの過去の体験を夢で見たのかな?」
茶碗に入った真っ白いご飯を口に運びながら疑問を口にする。
109Res/100.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。