102: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/18(日) 21:24:28.54 ID:8VKkmjGKo
現場に戻ってきたものの、何か決定的な手段があるわけでもない。
副会長は近くにあった鉄パイプを持って構える。
「クックックック。先ほどの悪人面オニね。また戻ってきたオニか。まあ、逃げても
無駄だけどな、オニ」
服をボロボロにした唐沢が、肩で息をしている。
あんな巨大な敵を相手にしていたのだから無理もない。
「人間、お前たちお得意の携帯電話も、ここでは通じないオニ。つまり助けは来ないオニ。
大人しくここで俺たちにバッドエナジーを進呈するオニ!!」
「ナマハゲエエエエエエ!!!」
ナマハーゲが吠える。
「くそっ」
副会長は拳を握る。
確かに赤鬼の言うとおり、携帯電話が通じない。
相手は化け物。
もはや万事休すだ。
その時、
「さあ! やってしまえオニ! ナマハーゲ!!!」
「ナマハゲエエエ!!!」
ナマハーゲは大きう振りかぶる。
そして、
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