165: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:28:45.74 ID:9ToLbnflo
「な……」
「だから、結局プリキュアと戦わざるをえないだわさ」
166: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:29:52.55 ID:9ToLbnflo
「唐沢さん、この問題なんですけど」
「ちょっとなお、くっつき過ぎやで」
167: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:30:36.21 ID:9ToLbnflo
「それはいいが、何でここで勉強してるんだ?」
向かい側の席で妙に唐沢に接近しているあかねにも聞いてみた。
168: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:31:23.89 ID:9ToLbnflo
(頭、悪いのか?)
「どうしました? モトハルさん」
169: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:32:07.63 ID:9ToLbnflo
市内某所にある図書館――
七色ヶ丘中学の生徒会副会長である青木れいかは、この日図書館に本を返しに来ていた。
170: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:32:53.07 ID:9ToLbnflo
「もしかして、真田北高校の生徒会長さんではありませんか?」
「どうして俺のことを知っているのかな」
171: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:33:31.80 ID:9ToLbnflo
「か、会長さん!」
停電なのか。
172: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:34:31.94 ID:9ToLbnflo
「いってえええ、さすがに二階から飛び下りるのは痛かった。
素直に階段使っときゃよかったあ……」
「何してるだわさ……」
173: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:35:01.35 ID:9ToLbnflo
「いやだってさ。この本が図書館の中の人たちをこんなにしちゃったんでしょう?
危険物なんだから没収ですよ」
「やめるだわさ!」
174: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/20(火) 20:35:43.89 ID:9ToLbnflo
駐車場の周辺にもクモの糸のようなものが張り巡らされている。
まるで脱走防止のための鉄条網だ。
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