過去ログ - バーニィ「ザクで魔法に勝てるわけないだろ。」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)
2012/03/17(土) 18:47:09.17 ID:lgCmb41C0
ザクのコクピット内で、青年が深呼吸をする。
転送に備えて、各計器類と各部の状態を確認した。あとは襲撃の時間が来るだけだ。

そんな時、誰かがコクピットハッチを叩いてきていることに気がついた。
まだ5分ほど時間があるし、ハッチを開けてその人物を迎え入れる。

バーニィ「何しに来たんだよ、ウェンディ。持ち場にいないと、もう時間なんだぞ?」

ウェンディ「博士が許してくれたっス。・・・・・それより、これからのこと・・・。」

バーニィ「ウェンディ・・・。・・・・・なんだよ、そんなことかよ・・。決まってるだろ、楽勝
さ。」

ウェンディ「でも!」

バーニィ「俺はエースなんだぜ?・・・・白い悪魔ぐらい楽に倒してみせるさ!」

ウェンディ「・・・・バーニィ・・・。」

不安そうな顔をする少女の額を、ピシッと軽く叩いてから青年は少女をコクピットから出す。

バーニィ『大丈夫、心配するなって・・・・。俺にもしものことがあったら、その小包を博士たちと
開けてくれ。・・・・じゃあな!』

そうスピーカー越しに声が聞こえた次の瞬間、ロボットはその場から消えていた。

残された少女が、自分の手に目をやる。そこには、小包と手紙が握られている。

ウェンディ「バーニィは・・・・嘘つきっスよ・・・・。」


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