過去ログ - ドラゴン「お前が己の英雄だな?」上条「………は?」
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4:SpjKge0w0[saga]
2012/03/17(土) 22:43:54.58 ID:SpjKge0w0



見惚れていなければ何とかなったのだろうか?いや、多分無理だな。威力も早さもふざけてたし。



「それじゃさっそく」

彼女は女性とは思えない力で上条の両腕を掴み、半ば強制的に立たせると駆け足で5メートルほど後ろへと下がった。
これからなにが起こるのか、彼女が何をするつもりなのか、そもそも彼女はどこの誰で何の為に来たのか、彼女が言っていた英雄とは一体何の事なのか。



色んな?があったけど、これだけは全力で後悔している。



ダンッ!!という一ヶ所に圧縮した空気を一気に爆発させたような良い音が聞こえたかと思った次の瞬間。凄まじい速度で、彼女は上条に激突せんあまりの距離へと近づいていた。




「………へ?」

「デビルズスレイヤー♪」




次の瞬間、上条の体は高く高く。大空へと舞い上がっていた。

まるでこのまま溶けていってしまうかの様な感覚以上に、なんか顎に壮絶な痛みを感じるのだが、とりあえずそれは措いておく。
なぜ彼女が突如として自分に某格闘戦士も真っ青のアッパーカットを決めたのかも措いておく。




今は、それ以上に全力で叫ばないといけない事がある。



























「………………………不幸だ」







上条は、体が青空の海に浮かんだまま、完全に意識を失った。








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