過去ログ - インデックス「当方に迎撃の用意あり」
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247:人の上に咲く花など[saga]
2012/05/12(土) 23:13:43.37 ID:3keTbGPj0

「水臭いですねー、学園都市勤務になったなら一言ぐらい挨拶をくれてもいいじゃないですかー」

「私も。初耳だった」

「なぜ君たちにそんなことを教えなければならないんだ!?」


目をキョロキョロさせて対応に四苦八苦する顔には、年齢相応の未熟が見え隠れしていた。
すっかり置いてきぼりにされたインデックスが茫然とその様を観察していると、泳ぎに泳いでいたステイルの視線とかち合う。
即座に紅い瞳が、もの凄い速度でぷいと逸らされた。


「ぷっ」

「っっ!! わ、笑うな!」


その仕草があまりに、普段の様からは想像もつかないほど子供じみたものだったので、思わず噴き出してしまった。
ステイルの頬は途端に、彼自身の頭髪にも負けないほどの紅潮ぶりを披露する。
インデックスが今までに見たこともない、ステイル=マグヌスの意外な一面だった。


「いやぁ、それにしてもステイルちゃんとシスターちゃんがお知り合いだったなんて、世の中は実に狭いのです」

「…………ステイル『ちゃん』?」

「お、おい! その呼び方はやめてくれ! 頼むから!」

「? そう言われましても、私にとって年下の子はみんな『ちゃん』ですから。ねー姫神ちゃん、シスターちゃん?」



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