過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
1- 20
142: ◆jPpg5.obl6[saga sage]
2012/04/15(日) 23:46:50.57 ID:eD1Z77590

さて、再び時間を巻き戻し、我らが主人公である上条当麻の今朝の行動を追ってみよう。

この日上条当麻はインデックスが外泊したことにより、空いたベットの上で実に一ヶ月ぶりとなる安眠を満喫していた。
さらに、上記と同じ理由で朝早くからご飯のために叩き起こされる心配もない。

したがって、上条当麻は溜まりに溜まった疲れを癒すためにお昼頃まで惰眠を貪る・・・・・・はずだった。

やはりそこは上条当麻と言うべきか、そんな儚い幸福は『いつも通りの』不幸によって打ち砕かれることになる。

朝7時。当麻は突然鳴った携帯電話の音で目を覚ます。
眠い目をこすりながら電話を取ると、受話器の先から、


小萌『上条君はバカだから、朝から補習でーす♪』


と夏期補習(午前中だけなのは不幸中の幸いと言うべきか)のお誘いが飛んできた。
その結果、安眠を妨害されてテンションが奈落の底に突き落とされた。不幸だ。

暗澹たる思いのまま気分転換に水を飲もうとキッチンに行き、蛇口をひねると水が出ない。
そういえば水道管の工事で今日一日水が出ないのを忘れていた。
当麻の部屋の水道管だけが異常に錆びつき破損していたのだ。不幸だ。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/691.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice