過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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485: ◆jPpg5.obl6[saga sage]
2012/09/02(日) 20:39:03.67 ID:EkPzwhUs0

ローラ「とりあえずこの話は終えるとして、本題に入りにけるかの」

ローラ「ここでの問題は、今まで完全に絵空事と伝えられし吸血鬼が、『存在するかもしれない』という域にまでになりけりたること」

ローラ「研究したる魔術師一族が吸血鬼の力を得にしこととなれば、十字教全体を揺るがす大事となる」

ローラ「その可能性が出てきた以上、見過ごすわけにはいかなかったでありけるの」

ステイル(魔力は術者の生命力に比例する)

ステイル(つまり、不老不死になることは無尽蔵に魔力を生成できるようになることと同義だ)

ステイル(無限の魔力を持つ魔術師が現れるとなれば、当然の行動か・・・・・・)

ローラ「幸い、奴等があの魔道書を使って研究をしたることは把握していたるからの」

ローラ「研究内容を含めてこちらに提出するように持ちかけたるのだがな・・・・・・」

ステイル「素直に言うことを聞かなかったと」

ローラ「500年近くに及ぶ研究成果を他人に見せたくなかったのであろうな」

ローラ「いずれにせよ私は彼らを『異端者』とし、魔道書を回収せんとしたのだが、想定外の事態が発生してのう」

ステイル「魔術師の抵抗が予想以上だった?」

ローラ「それならまだ良かった。 なぜなら――――」




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