過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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484: ◆jPpg5.obl6[saga sage]
2012/09/02(日) 20:38:02.84 ID:EkPzwhUs0

ステイル「とすると、その魔術師達というのは吸血鬼の研究をしていたのですか?」

ローラ「うむ」

ステイル(まさか、あれを大まじめに研究している人がいるとはね)

ローラ「本当ならば荒唐無稽な研究として無視しているはずのものだったのだがな」

ローラ「『吸血殺し』は知っておろう?」

ステイル「当然ですよ。 当事者だったんですから」

ローラ「あの力は吸血鬼を殺すもの。 もし本当にそのような力が在りしことになりけるなら、逆説的に吸血鬼の存在が証明されたることになる」

ローラ「存在せざるものを殺すことはできぬことでありけるの」

ステイル「だから万が一、吸血鬼と魔術師が接触することがないように私が派遣された」

ローラ「こちらで保護せざれなかったのは残念なりしことではあるが、『吸血殺し』の封印は果たすことができた」

ローラ「これで仮に吸血鬼が存したりことにしても、呼び寄せられて他の魔術師の目に付くことはなかろう」

ステイル「ええ。 インデックスが渡したケルト十字架は、簡易的な『歩く教会』ですからね」

ステイル「自分から外したり、故意に破壊されない限りは大丈夫でしょう」


ケルトの十字架は少女の力を封印することに成功した。
その結果、少女は今まで通っていた学舎を去ることになったのだが、彼女にとってはそれで良かったのだろう。




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