過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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587: ◆jPpg5.obl6[saga sage]
2012/10/08(月) 01:32:36.16 ID:IAgE9Omx0

土御門「これまでの調べでわかったことだが、まず『標的(ターゲット)』は件の一族の生き残りであることは間違いない」

パチュリー「・・・・・・そう」

土御門「イギリス清教の攻撃からどうやって生き残ったのか、どんな経路で学園都市に来たのかまでは残念ながら分からなかった」

土御門「だが、記録では9年前から既に学園都市にいたようだな」

パチュリー「9年前、ね。 あの事件から1年後といったところかしら」

土御門「俺は『標的』が侵入していることを聞いたとき監視網に穴漏れが無かったかチェックしたんだが無駄だったわけだ」

土御門「最初から中にいるんだからな」

パチュリー「気づいたときには既に・・・・・・ってことね」

土御門「ただ、9年前といえばまだ魔術サイドと科学サイドの相互不干渉を徹底していた時期だ」

土御門「非正規の方法で入ってきたとは考えにくい。 おそらく逃亡していたところを学園都市の関係者から招かれたんだろうな」


一体誰が『反逆者』としてイギリス清教から追われている人物を、学園都市に招き入れるなどという暴挙を行ったのだろうか。
そんなことをすれば、魔術サイドと科学サイドの均衡が崩れるのは火を見るよりも明らかである。
もしかしたらその人間は『標的』の事情を知らなかったのかもしれないが、それはただの憶測に過ぎない。




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