過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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◆jPpg5.obl6
[saga sage]
2012/10/14(日) 19:43:03.06 ID:PROX3MpW0
レミリア「――――!!!」
咲夜「ですからお嬢様、どうか私めに本当のことを教えてはいただけないでしょうか?」
レミリア「咲夜、それ以上言う必要はないわ」
咲夜「お嬢様・・・・・・?」
レミリアは足下で必死に懇願する咲夜の言葉を制止する。
このまま彼女を放置していたら、最終的には頭をこすりつけ始めたりするかもしれなかったからだ。
レミリアが欲しいのは『従者』であって『下僕』ではない。彼女に奴隷紛いのことをさせてしまうのはこちらとしても気分が悪い。
それに、今までの言葉で彼女の気持ちは十分にわかった。これ以上彼女を跪かせることは無意味だ。
レミリア「あなたの気持ちは十分にわかったわ。 そこまで言うのであれば教えましょう」
咲夜「・・・・・・! ありがとうございます!」
レミリア「それに、このまま放置したら何を言い出すかわからなかったからね」
レミリア「咲夜あなた、自分がさっき何を口走ったのか自覚はあるのかしら?」
咲夜「え・・・・・・あ!?」
レミリア「まったく、ここが私の私室だったから良かったものの・・・・・・もし誰かに聞かれていたらどうするつもりだったの?」
咲夜「も、申し訳ありません!」
レミリア「ま、今回は不問してあげるわ。 あそこまで忠誠を誓われちゃったら、私も何かしないと釣り合いがとれないし」
咲夜「ありがとうございます・・・・・・」
レミリア「最後の確認だけれど、本当に教えて欲しいのね? これ以上踏み込んだらもう後戻りは出来なくなるわよ?」
咲夜「二言はありません。 お嬢様の為であればどんなことでも受け入れましょう」
レミリア「良い返事ね。 じゃあ教えてあげるわ――――」
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