過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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126:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/24(土) 21:40:37.32 ID:s9qUNLnH0
『でもね、それ以上にこの星は病んでるの。
私達の悲しみも、苦しみも、
元はといえばこの星が病んでいるせいなのよ』

淡々と桜が語る声が、金色の陽月王の中から聞こえる。

『そして星を病ませているのは、人間なの。
だから人間は殺さなきゃならない。
皆殺しにしなきゃならない。
でも……新世界連合は、生き残らなきゃいけないの』

同時に斬撃をかわして、
キャタピラを回して横にスライドする。

そしてやはり同時に、エネルギーブレードが長く伸び、
相手の左肩を吹き飛ばした。

陽月王の左肩が半ばから抉れて飛び散り、
破材が小規模な爆発を起こす。

文と金色の陽月王――桜は、ブレードを投げ捨てると、
残った右手でお互い相手の頭部を掴んだ。


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