過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/27(火) 20:00:51.20 ID:+6h/+PqS0
慌てて松葉杖を手に取り、立ち上がる。
その補助をして絆を支えながら、
霧が小さな声で言った。
「マスター……あの子は、一体『何』ですか?」
「どういう意味だ?」
問い返した絆に、霧は言いにくそうに
口をつぐんでから言った。
「……バーリェのにおいも
……死星獣のにおいもしませんよ……?」
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