過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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239:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/28(水) 20:11:54.21 ID:BweApVW10
霧は一回の戦闘でそれを経験しすぎていた。

言葉を発しようとして失敗した霧の頭に手を置いて、
撫でてやりながら絆は言った。

「……分かった。お前はしばらく乗らなくていい」

「で……でも……」

「少し頭を整理するんだ。さっきの話は忘れてくれ」

――戦闘訓練をこの子に施すのは無理だ。

それを本能的な部分で察知する。

無理矢理にコクピットに乗せたら、
初期の雪のように戦闘恐怖症や閉所恐怖症を
発症してしまう恐れがあった。

いたずらにトラウマを刺激するのはいいことではない。

しかし……圭の性能だけは把握しておきたかった。


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